~自動車取得税・重量税・自動車税について~
新しく車を購入する際にかかる税金といえば、自動車取得税・重量税ですが、これらの税金が購入する車によって異なるということはご存知でしょうか?
それは、「エコカー減税」という制度が導入されている為です。具体的には、電気自動車等の排出ガス性能及び燃費性能の優れた自動車は免税となっており、ガソリン車についても、その性能に応じて20%軽減~免税までの措置が設けられています。
また、自動車税についても、新車新規登録等を行った場合に限り、上記のような排出ガス性能等の優れた自動車については、当該年度の翌年度分について50%~75%の軽減措置が適用されます。(グリーン化特例)
反対に、普通自動車は11年超、軽自動車については13年超と、新車登録後一定期間経過した車両については、自動車税がそれぞれ15%、20%重課されますので、注意が必要です。
車を購入する時は、どの車にしようか色々迷われるケースもあるかと思いますが、「税金」という要素を購入判断の一つにされてみてはいかがでしょうか?
※「エコカー減税」等については、詳しくは国土交通省のホームページをご参照ください。
税理士 寺前 成登
2017年 8月 17日